でも一応は観光させられました（苦笑

今回は（結果的に断念せざるを得なかった）目的を達成するために
ハワイに行ったわけなので、とくに観光は希望しておりませんでした。

が、姑の「せっかくだから」病が炸裂。
あそこにもここにも連れて行ってあげたいのよ、見せてあげたいのよが
はじまり、大変でした（苦笑

たしかにこんなところ＜ポロル渓谷＞や


こんなところ＜溶岩が海に流れ込み立ち上る水蒸気＞なんかにも行き、


ここ＜ホノカアボーイの舞台の映画館＞には行かせてもらいました。

（ここは見られてうれしかった。というよりここには行きたいと伝えていたのだが）

見せてあげたいという気持ちはありがたく、わかるのですが、それがちょっと
おしつけがましい。姑がすばらしい、見せてあげたいと思っても、こちらは
そうでもないな、というところが多すぎる。しかもその気持ちをわかってくれない。

じつはこのほかに、溶岩が流れて大木が焼け焦げたあとが生々しく残っている
公園とやらがパホアの郊外にあり、実際行かされたのですが、残念なことに
雨が降ってまして。それもかなり。しかも駐車場は砂利のがけの下にあって、
とうてい普通のバンじゃ降りたが最後上ってこられないだろうというところにある。
停まっていた4WDがものすごい助走をつけて一気に上がってくるのを見て
オットが「ここにはこの車じゃ降りられないよ、上ってこられない。」と言っても
「そんなことないわ！このあいだ来たもの！大丈夫だったわよ！」と聞かない。

私は本当に興味がなく、行きたくなかったので「雨もひどいし、ねぇ・・・」と言ったら
「このくらいの雨なら平気よ！歩いていってみてきたらどう？ちょっとだけでいいから
見てきて！ね、私達もこの前見てきたの！あなた達にも見て欲しいの！」
とまったく聞かない。大人気ないとは思いながらも車から降りようとしなかった。
だって危ないし濡れたくないし興味がないんだもん。
そしたらオットが「たしかにそんなにすごいのなら見てみたいとは思うけど、今日、
今、ここで見なくてもいいかなと思うんだよね。また来るからそのとき見るよ。」
オットよ、よく言った。私が同じ言葉を発しても姑は絶対耳を貸さなかっただろう。
でも、そしたらやっとあきらめてくれた。そのあともずっと言われ続けたけど。

「次は絶対見にいってね！ほんとうにすばらしいんだから！」


残念ながら焼け焦げた大木は、焦げた木でしかないんです、私には。お義母さん。