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NINE 観てきました [思うこと]

六本木で「NINE」を。

以下、ネタバレ注意

ひとことで言うとストーリーってほどの話にもりあがりは無くて、

「マザコンで小心者で女たらしの天才映画監督がスランプに陥り
周囲から逃げるために片っ端からおねーちゃんを渡り歩いた挙句
女房にも逃げられ愛人にも逃げられ、最後の最後にやっと
人を思いやり愛し愛されることに気づく」

という内容です。

映像はとても素敵で、女優さんたちもとてもきれいだし、使い分けがうまい。

ソフィア・ローレンは敬虔なカトリック家庭の厳しい母親に
ニコール・キッドマンは高貴な女優に
ペネロペ・クルスは田舎娘のお色気たっぷりの愛人に
ジュディ・リンチはダメ男の主人公を保護者のように支える衣装デザイナーに
マリオン・コティヤールは主人公を愛し支え続けた(けど途中で愛想をつかす)妻に

それぞれ仕上がってます。

ダニエル・デイ=ルイスが歌って踊れる俳優さんだとは知りませんでした。
この人のダメダメ男っぷりは見事でした。笑っちゃうくらいというか、腹立つくらいの女たらし!
妻同席の打ち合わせディナーに愛人が乗り込んできた時の慌てん坊ぶりなんて素ですか!?

劇中でファーギーが歌い上げる「BE ITALIAN」の歌詞には深いものがあります。
「Pick the flower. Now, before the chance's passed. 
 花を摘め!盛りを逃すな!」 良い女がいたら逃すなよってところでしょうか。

ケイト・ハドソンのショーのシーン(CMにもなってる)がいちばんの見所ですが、
モノクロの場面では途中で彼女がピーターに見えてきちゃって少し笑えました。
彼女のひよこ口はママ譲りなんだね(笑

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